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Cocorone

Cocorone(ココロネ)は 鎌倉にあるミラクルサロン'ano'ano のオーナー LiLiのブログです
これもひとつの情報に★
0
     放射能被害のことばかりに気を取られているわけにはゆきませんが^^

    TVだけだと情報が偏る中、
    参考になるかと思いましたので
    ご参考まで♪

    ちなみに、
    色々な情報を判断する時に、

    それが、
    どういう立場の人の意見なのかをふまえて
    判断することも必要です。

    原発推進派の人の意見と、
    反原発の人の意見は、当然ながら違いますよね^^

    意見が違うだけでなく、
    発表されるデータも違う(笑)

    というわけで、
    あくまで、最後は自己判断でお願いします♪

    /////////////////////

    出どころ:中部大学 武田さんのサイト http://takedanet.com/

    原発 緊急情報(11) どこがまでが危ないか:計算結果

    放射線による健康被害について、
    昨日から政府やNHKが間違ったことを言い始めたので、
    少なくとも緊急にそれを言っておかなければいけないと思い記事を書きました。

    記事について多くの専門家、大学の先生、それに勉強中の大学生等からも、
    計算やデータが提供されました。

    ありがとうございました。

    重要な事だったので、もちろん、自分としては正しいと思うことを書いたのですが、
    万が一と思ってチェックをしてもらいましたが、
    考え方、計算などは基本的な間違いはありませんでした。

    ・・・・・・・・・

    その結果をまとめますと、

    1) 原発の近くの町や、茨城県の北の地域、福島市等はすでにやや危険な状態にある、

    2) 東京まで来ると今のところまだ危険な状態にはない、

    3) データが部分的なので、全体的な見通しができない、

    4) 健康な大人と、妊婦もしくは赤ちゃんとでは、放射線の感度が相当違うので、
    誰を基準にするかで危険度が変わってくる、

    ということです。

    ・・・・・・・・・

    ニコニコ動画の生放送でお話した通り、わたくしは政府の責任者としてではなく、
    「家庭のお父さん」として判断をしています。

    家庭のお父さんという意味は、家には妊娠した人もいるでしょうし、赤ちゃんもいるでしょう。
    それから楽観的な見方もあるし、悲観的な見方もあります。

    その中でわたくしは、やや頭の隅に赤ちゃんを考え、極端に悲観的ではなく、
    でも多少は「万が一」ということも頭に入れて計算をしています。

    これは「事実をそのまま見る」ということとも相反することではありません。
    つまり、赤ちゃんは現実にいますし、原発の処理がうまくいけば汚染はなくなっていきます。
    逆に1ヶ月ぐらい続くこともあるのです。

    そして私は福島に住むお父さんとして、
    「このままいった場合、子供を少し遠くにやったほうがいいかどうか」ということを考えたのです。

    さらに、今日だけのことを考えるわけにも行きません。
    今日のデータだけを使うのではなく、おおよその今後の変化も加味しました。

    ・・・・・・・・・

    重要なことですから。前提を細かく説明しておきます。

    【第一】

    まず、政府や NHKがどのように間違って言っているかというと、

    1) 1時間あたりの放射線というを値は、わたくしたちにはほとんど関係がないのに、
    1時間あたりの放射線の値を言っていること、

    2)それを全く関係のないレントゲンの場合などと比較していること、

    です。

    つまり、
    「1時間当たりの放射線が1ミリシーベルト」だったとします。
    これを仮に1秒あたりの放射線でいれば、0.3マイクロシーベルトになり、
    「全く問題のない放射線の強さ」になります。

    逆に、1年あたりの放射線とすると、約9シーベルトになるわけですから、
    「全員が死亡する放射線の強さ」になります。

    わたくしの注意点の第一は、政府や NHK が1時間当たりの放射線の強さを、
    それと関係ないレントゲンの量などと比較をしていることです。

    1時間あたりの放射線の強さは専門家にはある目安になりますが、
    「自分がここにいてよいのか、子供をここにおさせていいのか」ということを考える時には
    無意味な数字だからです。

    わたくしは今朝、その危険性に気が付いたわけです。

    【第二】

    一方、例えば、1ミリシーベルトのところ(1時間あたりでも1秒あたりでも)にいても、
    それは24時間ずっと外にいる時です。
    現実的には、冬場でもありますし24時間外にいるということはありません。
    どんなに長い間外にいてもせいぜい6時間ぐらいでしょう。

    ですから例えば1ミリシーベルトという時にはそれを4分の1にして
    0.25シーベルトとして計算するのがよいと思います。

    ただ家によっては換気の状態が違いますので、なかなか一概には言えないということがあります。
    かなり密閉性の良い家にいて、ほとんど外出しなければ10分の1ぐらいというデータもあります。

    逆に、外から帰って来ても服の外に放射性物質がついているときに、
    それを綺麗に払わなければ被曝する時間は長くなるということになります。

    【第三】

    また、赤ちゃんや妊婦が普通の人よりどのくらい感度が高いかということはなかなか難しくて、一概に言えません。

    おおよその目安は、赤ちゃんや妊婦は普通の人の10倍ぐらい安全性を見たほうがいいというところでしょう。赤ちゃんを育てている人はこのことがとても心配だと思いますので、今後も少し調べていきたいと思います。

    今のところ、わたくしは家のお父さんとして、
    「自分はまあ大丈夫だけれども妊娠している女性もいるから、安全を見たほうがいい」
    というように考えています。

    【第四】

    最後に、今日のデータを使うか、今後1週間ぐらいに予想されることのうち
    「やや悪い方を使うか」という問題があります。

    今日のデータだけを使えば、良いデータもあれば悪いデータもあります。
    また、今後1週間を考えると予想が外れることもあります。

    しかし、福島原発の問題で冷却がうまく行き沈静化してしまえば、
    それはそれで良かったのではないかと思います。

    危険を煽りすぎるという批判は必ずありますが、
    原発が上手く安全になったときだけのことを考えるのも問題です。

    福島原発の容器が破裂して今の10倍ぐらいの放射線がでるようになったときのことを考えておけば、
    お父さんとしての責任は果たせるのではないかと思います。

    ・・・・・・・・・

    そこで、計算に入ります.

    一昨日からのおおよそのデータを参考にして、
    「赤ちゃんがいる家庭で、福島原発の容器が破裂して、放射線が10倍ぐらいになったとき。

    最低でも1ヶ月ほどは一日の4分の1は外にいる状態で、
    今のところで生活しても良いか」ということで計算します。

    そうすると、

    {元のデータ(1時間あたりのシーベルトの平均値)}*10(赤ちゃん)*10(容器破裂)*0.25(外にいる時間)*1000(1時間と一ヶ月少しの時間の比率)

    =1時間あたりのシーベルトの平均値×25000

    となります。

    読者の方で大人の人は計算の値を10分の1に、
    原発は今の状態より悪くならないと思う人は10分の1にしてください。

    ここで原発が今より10倍の放射線の漏えいになるとしたのは、
    政府が「福島第一3号炉に水を追加するには17日が限度だ」とコメントした「限度だ」ということを今より10倍としました。(「限度だ」では計算できないから)

    つまり、以下の計算は、

    {今のところに1ヶ月以上は住むつもりで、赤ちゃんがいて、福島原発が今より少し悪くなる}

    ということが前提です.

    ・・・・・・・・・

    1) 浪江町の人

    文部科学省が測定した時の放射線が最大で330マイクロシーベルト、最低が160マイクロシーベルトだったので、これをそのまま平均して考えると(一日平均、もしくは今までの累計はデータが手元にありません)、
    毎時245マイクロシーベルト*25000=約6シーベルト
         計算結果:死ぬ。
    容器が破裂しない場合:
    245マイクロシーベルト*2500=約600ミリシーベルト
         計算結果:白血病になる。

    2) 高萩市 14日22時から15日22時まで1日間

    平均放射線 毎時約2マイクロシーベルト
    計算:2*25000=50ミリシーベルト
      計算結果  法律の許容値の50倍。白血病の4分の1

    3) 福島市  文科省データ  毎時20マイクロシーベルト
         (一日の平均値不詳)
    計算  20*25000=500ミリシーベルト
      計算結果  白血病

    4) 東京   いろいろなデータが毎時0.1から1マイクロシーベルトぐらい
    計算   0.1or1*25000=2or25ミリシーベルト
      計算結果  法律の許容値の2から25倍程度。
            やや危険。

    となります。

    これは「危険を煽ることも、内輪に計算することもしない」場合です.

    このように計算しますと、

    1) 原発に近い人は風上の遠いところに移動した方が良い、

    2) 福島、高萩ぐらいのところの人はやや危険で、原発が沈静化すれば良いし、容器が破損すると逃げた方が良い、

    3) 東京はまだ少し余裕がある、

    ということになります。

    この計算結果は多くの方からの情報でまた修正しますが、福島、茨城の地域のデータでは時間あたり3マイクロシーベルトぐらいがでているので、赤ちゃんや妊婦の方は注意した方が良い、東京はまだ少し余裕があるという事になりました。

    やや予想より厳しい結果になりましたが、これは赤ちゃん係数10、原発の悪くなる係数10が効いています.赤ちゃんや妊婦はデータをさらに調べます.また原発が悪くなる係数はそれぞれの予想によって考えてください。

    (自衛隊のヘリコプターの測定値は毎時80ミリシーベルトぐらいだったが、昨日はさらに高かったと報告されている.80ミリシーベルトでは1時間から4時間で白血病などになる。自衛隊員も可哀想だ.)

    (平成23年3月17日午後2時 執筆)

    ////////////////////

    以上の執筆者、中部大学武田邦彦さんの関連記事は 

    こちらから読めます。
    http://takedanet.com/


    もうひとつ、
    <元原発で働いていた方のサイト>
    http://www.iam-t.jp/HIRAI/pageall.html

    も、大変参考になるかと思います。

    そして
    あくまで、情報は情報。

    不安をつのらせるための情報ではなく、
    いまを 賢く乗り切るためのものとして
    とらえて頂ければと思います★

    頭ばかりが飽和状態になって、動けなくなるくらいなら
    しっかり寝て 元気を回復した方がいいですからね(笑)
    | 地震&原発関連2011 | 15:59 | comments(0) | - | - | - |
    大切なものが見えてくる
    0
       全国のみなさま 大変お疲れさまでございます。

      このところ、
      私ももれなく お疲れさまでした(笑)


      津波のような情報が 押し寄せるなか、
      信頼できる情報を感じ取ろうと 少々エネルギーを使い過ぎ、

      ここ数日、

      “気づかないうちに” かなり疲労していたことに
      ハッとした LiLiでございます。


      この、「気付かないうちに」 というところがミソでございます^^


      非常時、というのはリミッターが外れるからか、

      張りつめた意識のまま どこまでも走り続けてしまえるのがすごいところです。


      そして、毎朝起きる時に気付くのです。

      「うあー、なんだかすっごい疲れてる。」 と。


      そんなわけで この3日間、
      私は クリアーな思考が持てなくなってしまっていたので
      ブログによる 情報発信をお休みしていました。


      このような 非常事態のもとでは

      その対処の仕方、意識の向かう先、思考の傾向 などなどに 
      いろいろな本質が見え隠れします。

      自分自身のそれも、
      様々な人のそれも。


      何が正しくて、何が間違っている、とジャッジすることばかりに集中していると
      エネルギーを使うわりに 実りが少ない。



      そんなわけで、

      疲れた思考を ちょっと横において
      心を落ち着けてみて 思うに、

      こんな時だからこそ
      ひとりひとりが、

      自分にとって

      「何が大切だったのか」
      「これから何を大切にしてゆきたいか」


      ということを感じなおす
      すごいチャンスの時であることを思い出したい
       と深く感じています。


      これから私たちが 向き合ってゆく未来は、

      まさに被災地に暮らす方々も、
      その周辺に住む人たちにも、
      今回の被害をダイレクトに受けたわけではない人々にとっても、

      日本に住む 誰にとっても 
      “もれなく”関わらざるをえない 


      <新しい未来の創造のプロセス> なわけです。


      これまでの生活スタイルや 意識のままでは
      行き詰まることが たくさん出てくるかと思いますが、

      キーワードは

      “柔軟さ” “信頼” “思いやり” “つながり”そして、
      “視点の拡大”
       かと。


      これまでの常識や 限られた認識にとらわれて

      「それしか知らないし」「これしかできないし」 と、

      安易に限界を設定して そのなかだけで悩む必要はないのです。


      本当に、

      人の心や イメージのちから というのは

      「限界がない」

      と感動させられることがたくさんあります。


      だから、

      「これからどうしたらいいんだろう。。。」 と、不安に飲まれるのではなく、

      「これから どんな世界を作れたら幸せだろう?」 と、

      ひとりひとりが 思い思いにイメージしてゆくことが とても大切だと思います。



      イメージ出来るものが 同じでなくてもいいのです。

      みな、それぞれに、 
      無理なく興味が持てるもの、得意なことが きっとあるはず。

      新しい未来の創造に 貢献できることはたくさんあるのです。


      ここ連日の、
      不安で 不安定で 不確定な情報に 堪え難いメマイを覚えたら


      いま一番興味があること
      将来の夢
      自分が 心底大切だと思うもの
      大好きで守りたいと思える人や、もの など


      思い切り自由に 思い描いて、
      ノートなどに 書き出すのもいいと思います。

      そうすれば、

      同じような思いを持つ人たちと どんどんつながってゆく
      不思議なシンクロニシティが 

      思いがけずスピーディーに 始まることでしょう。


      そうした意味で、

      未曾有のことが起きて 
      かつてない危機感を 覚えた人がこれほどたくさんいる今、

      「本当に大切なもの」 を
      深く感じなおし、 丁寧に望むイメージを構築してゆくことで

      自分の人生を、
      大切な人たちの未来を、


      より望ましいカタチに作りなおしてゆくことができる 
      かつてないパワフルなスタート地点に立っていることを 感じられたらと思います。


      また、

      ことのインパクトが大きすぎて 

      そのショックから 若干の 「思考停止」 になりかけていたり、
      現実を見ないだけの 「ポジティブシンキング」 に陥っているかも?と気付いたら、


      そんな自分を 責めることなく
      (これほどのことが起きれば 自然なことです!)

      まずは 自分の疲れを癒すべく、
      きちんと休むことが大事だと思います。




      ひとりで背負い込みすぎないように、
      身近な 信頼できる人たちと 些細な思いなどもシェアしながら 

      自分を癒すことを怠らずに 日々を過ごしてゆきましょう。

      「間違った発言、行動をしないように」 と、思いすぎると逆に
      自分が何を“感じて”いるか わかりにくくなってしまうこともありますから、

      不安を語ることも、悲しみを表現することも 恐れずに★
      (信頼できる人に“語る”ことだけでも、回復する力が必ずあります)



      なにせ、
      これから始まる 様々な <回復への取り組み>は
      『長期的展望』をもって 取り組むことですから、

      焦らず、(そして、早々と忘却してしまうことなく^^)
      心を込めて 取り組んでゆきましょう。



      | 地震&原発関連2011 | 19:41 | comments(0) | - | - | - |
      こころがまえ
      0
         先日、
        以前ワークショップでお世話になった 
        “地球雑貨 ろーく” さんに Paulとともにご挨拶に。

        エスニックなお香のかおりのする あたたかい店内で 
        オーナーの かずこさんとゆっくり語らえた時間に感謝。


        かずこさんのご両親は 
        共に広島の原爆で被爆されたという。


        経済的にも復興し、環境も整い 活気のある広島。

        今回の滞在中も、人の温かさがとくに印象的でしたが、

        「原爆から65年経って やっとここまで来た感がある」

        と、 かずこさんはおっしゃる。


        人の持つ『忘却という能力』の助けも なかったわけではない とも。


        実際、広島も長崎も、被爆地ということで
        広島や長崎出身の方々は 長い間、様々な差別を受けて来たという。

        私自身、
        最近、 いくつかのWebサイトで目にしたのは、

        原発がある町に住む人たちは 表には出にくいけれど、
        差別の対象になる悲しさを 抱えて生きて来たという話。

        日本各地にある 原発のある町に生まれ育った人は、
        その土地に生まれたということだけで 
        (放射能被害を恐れられて)結婚を破棄されたというような話も
        珍しいことではないようだった。


        はじめて聞いた話だった。。。


        お恥ずかしいことに
        社会情勢には そんなに明るくない私は

        自分の地元 山口県に 
        上関原発建設反対の運動が30年近く行なわれていたことも

        神奈川に越して来た頃に知ったほどだった。


        日本に原発が55機もあって、
        それが、どのような背景で生まれ、
        どうしてそんなに増えてしまったのか、ということや

        地震大国日本に これほど危険なものがこれほど増えてしまったことに
        どれだけの人たちが、昔から一生懸命反対をして来たのかということも

        ここに来るまで ほとんど知らないまま、

        誰かの多大な犠牲の上に 安穏と暮らして来たわけだ。

        大切なことが <きちんと知ろうと努力しなければ知らされない> という現実。

        今回の大惨事に関連する 一連の報道や情報提供の流れを見ていても

        必死で「知ろう」としなければ 
        ごく限られた情報しか得ることが出来ないという現実
        を 身にしみて感じている。

        諸外国の報道が伝えていることと
        日本のメインストリームが 流している情報とに 
        あまりのギャップがあることに 気が気でなく、

        本当の情報が知りたい! と感じている人がたくさんいる一方で、


        そこ、ここで 耳にする

        「不安を煽る発言はしないでほしい」 とか、
        「東京は安全です」とか、
        「認めた、認めない」とか、
        「その情報はデマだから信じない方がいい」とか、

        そんな議論に振り回されてばかりいると
        混乱させられて 疲れるばかり。

        根本的で有効な指針となる情報は 結局、
        自分で感じて 自分で選んで 自分で決めるしかない感じがする。


        だから、気をつけたいことは、

        こうした作業で 一気に疲れてしまって
        じっくり考えて 地道に取り組んでゆくべき大切なことを見据えてゆく
        余力が失われないようにしなくてはということ。


        たくさんの情報に疲れたあとに ふと、
        一息ついて 心をニュートラルにしてみると


        本当に大事なことは
        実はとても シンプルだと感じる。



        行き着くところ、
        大切な人たちが これからも健康で幸せでありますように と
        願わない人は いないのではないかと。


        そんな思いをぶらさない限り、

        ひとりひとりが 未来を思って工夫できることは 
        身近なところにも たくさんあるに違いないと思う。


        だから、
        色々な情報に触れる時には、

        情報は情報として、
        そのインパクトに コントロールされすぎるのではなく、

        その情報を見た時に、
        「自分は何を どう感じたか」ということを大切にして、


        自分がこれから 前向きに生きてゆくために
        力になるエッセンスを 積極的に取り入れてゆきたい。


        色々なことに懐疑的になり過ぎて、
        未来に希望をつなぐために必要な 柔軟で新鮮な思考をシャットアウトしてしまい、

        今までと同じことを繰り返すだけの怠慢は
        おかしたくないと思っている
        し、


        スピリチュアルなアイディアに 依存しすぎると
        地に足がつかなくも なりかねないけれど

        良いイメージをもって 思いやりと愛のエネルギーを
        自分からあふれさせること自体は、すべての人にとって とても有効である
        ように、

        自分なりのバランス感覚を 養いつつ、
        必要だと思えることを 具体的に実践してゆく地道さが 力になると思う。


        | 地震&原発関連2011 | 00:36 | comments(0) | - | - | - |
        日々の取り組み
        0
           事態が少し 落ち着いてくると
          わりとすぐに 日常が戻ってくる。
          (日常に戻ろうとする)

          それは とても大事なこと。
          私も早く日常に戻って 色々と頑張りたい。

          だけど、
          心には ぬぐい去れないもやもかかっている。

          なぜって、
          放射能被害は すぐには見えない。

          10年とか、15年とか経って
          様々な影響が出てくる。


          だから、
          簡単に 今までと同じ気分で生活するわけにはいかない。

          自分のためにだけでなく、
          大事な人たちのためにも。


          様々なプレッシャーに 疲弊することなく

          この 素晴らしい日本という国に暮らす一員として
          わくわくと 新しい未来を作ってゆける素敵なアイディアを考えたい。


          ★武田邦彦(中部大学教授)のサイト。
          http://takedanet.com/
          (「東京を逃げ出すべき?」とか、「逃げられないひとのために」とか、
           色々な質問に とってもわかりやすく答えています。)

          ★食品と暮らしの安全(「昆布は意味がない?」という疑問にも答えています)
          http://tabemono.info/

          ★備える.jp 〜読むだけで「備え・防災」が自然なライフスタイルになるブログ〜
          http://ameblo.jp/sonaeru/theme-10005505588.html
          (数字に弱い私でなくても、放射能数値ってなじみがないですよね。
           この数字をどう感じたらいいのか、わかりやすく書かれていたりします♪)

          ★日本全国 放射能値MAP (Mapになっていてわかりやすいです。)
          http://twitpic.com/4bnxqm/full

          ★放射能汚染地域が動画で見れてしまう。。

          http://transport.nilu.no/products/browser/fpv_fuku?fpp=conc_I-131_0_;region=Japan




          ★広瀬隆 「福島原発事故 -メディア報道のあり方-」
          「ニュースの深層」朝日ニュースター 3月17日(木)20:00〜 放送

          http://www18.ocn.ne.jp/~nnaf/109a.htm

          (広瀬さんの発言が ゆきすぎという意見もちらりと聞かれますが、このような率直な意見が
          知りたい人も少なくないことでしょう。too muchかどうかは 各自の判断で^^)




          地震があって、ついにツイッターを始めてみましたが、
          本当に、情報(情報に対する人々の意見や反応も含めて)というのは
          マスコミの発信するものだけを頼っていては ものすごく 危ういなあと感じる今日このごろです。


          余裕のある方は コチラもどうぞ
          http://www.asyura2.com/11/genpatu7/index.html

          | 地震&原発関連2011 | 14:37 | comments(0) | - | - | - |
          正常性バイアス?
          0
            今日は、
            ちょっと耳慣れない <正常性バイアス>というワードについて。



            地震 当日、
            鎌倉の美容院で 毛染めの真っ最中だった私。

            古めの建物の3階にある美容室は ぐーらぐらとハデに揺れ、
            スタッフの皆さんが大慌てされている中、

            いいのか悪いのか 私は、
            動揺ひとつせず、落ち着き払っており、
            状況を笑いに変えて 若干の和み役を果たす。


            直後の停電で水も出なくなり
            頭のカラーリング材をどうやって落とすか 必死で対応してくださったスタッフが
            ペットボトルの水を買って来てくださって
            なんとか 頭のてっぺんの薬品だけ落としてもらい
            (襟足は無理だった^^)

            ドライヤーで乾かすことも出来ず
            濡れた頭のままで 自宅まで歩いて帰ったときも 心は平静。


            津波情報についても、 
            慌てて電話をしてきてくれた広島の友人から聞いてはじめて
            ことの重大さを知り、

            「うむ。逃げるとしたら 持ってゆくのは 所持金とsaxとパソコンくらいだな。」

            と、帰宅後、 
            実にシンプルな荷造りをすませ、

            原付に乗って、

            「どこか電気の通っているカフェにでも(パソコンをしに)避難しにいくかな」と、
            出かけたところ、

            ご近所のカフェ麻心(海の目の前。。)に 馴染みの顔が集まっているのを見て、
            逃げるのも忘れて つい 立ち寄ってしまい、

            既に津波の第一波(50cmくらいだったという)が来た直後だった、という話を聞きながら、
            みんなと話し込んでいたら すっかり落ち着いてしまい、

            緊急避難を取りやめて 自宅に戻ったわけです^^


            幸い、
            今のところ 鎌倉の海に大津波は来ておりませんし、

            原発事故関連の汚染被害も、
            目下のところ なかなかつかみどころがはっきりしなくて
            具体的な対処に困る感じが 否めませんが、 

            目下のところ、
            早く帰って 出来るだけのことをしたいと
            ポジティブに考えている私ではあります。


            が、

            次の文章は、
            “ ナチュラルボーン のんき ”な私が、実にハッとさせられた 文章ですので ここにシェアを♪



            出どころ:http://www.chunichi.co.jp/article/earthquake/sonae/201005/CK2010050102000172.html


            避難遅らす「正常性バイアス」〜広瀬弘忠・東京女子大教授〜


             津波の避難勧告が出ても避難しない人が問題になっている。
            「自分は大丈夫」。そんな根拠のない気持ちを抱いてはいないだろうか。

            そんな心には「正常性バイアス(偏見)」が強く働いていると
            災害心理学の専門家、広瀬弘忠東京女子大教授は言う。

            打ち破るにはどうしたらいいのかを聞いた。



             避難が遅くなる仕組みは?


             現代人は今、危険の少ない社会で生活している。
            安全だから、危険を感じすぎると、日常生活に支障が出てしまう。

            だから、危険を感知する能力を下げようとする適応機能が働く。

            これまでの経験から「大丈夫だ」と思ってしまいがちだ。
            これが「正常性バイアス」と呼ばれるものだ。


             強い正常性バイアスのために、現代人は今、
            本当に危険な状態でも「危険だ」と思えない。

            チリ大地震の津波が押し寄せているのに、
            見ているだけで逃げない人の映像が日本でも流れた。
            強力な正常性バイアスの例と言える。

            災害でパニックはめったに起こらないと指摘している。

            私たちの調査で、災害でパニックが起こったと確認できる例はほとんどない。

            特に日本のように地域の人同士がつながっている社会では、パニックは起こりにくい。

            「自分を犠牲にしても」と互いに助け合おうとする心理が強くなるからだ。

             現状では、強い正常性バイアスの結果、パニックになる以前、
            つまり何が起こっているのか分からないうちに災害に巻き込まれる。

            日本では避難警報が出ても避難率はいつもゼロから数%程度と低いことからも明らかだ。
            行政側はパニックを恐れて災害情報を過小に公表してはいけない。

             逃げ遅れないために必要なことは?

             いざというときに正常性バイアスを打ち破り、
            「危険だ」と直感できるような訓練をしておくことが大切だ。

            そのためにはある程度、災害の恐怖感を体に覚えさせておかなければならない。

             人間の脳は自分が意識して何かを感じる前に行動を決定する。

            例えば戦場のベテラン兵士は訓練の結果、思考する前に、「危険だ」と行動できる。

            兵士ほどではなくとも、災害に対してそういった感覚を磨くことが、生き残るために大事だろう。


             具体的に必要な訓練とは?

             文字や映像だけで災害の恐ろしさを知るのではなく、
            実践に近い形の訓練が有効だと思う。

            日常生活に身体的、心理的なマイナスの影響があるかもしれないが、
            それを補って余りあるプラスがある。


            訓練で出るマイナスを認めるような姿勢が世論にも必要だ。

             バーチャルリアリティー(仮想現実)技術を活用して造った装置でも、
            かなり現実に近い体験ができるかもしれない。

            予告せず、抜き打ちで実施する防災訓練も一案。

            病院ならば入院患者がいる状態で避難訓練をするのもいい。
            現実味を帯びた状況を演出しなければいけない。

             結局、災害で生き残るのはどういう人か。

             正常バイアスを打ち破ったうえで落ち着いて判断し行動する人が最終的には生き残る。

            1954年、青函連絡船の洞爺丸が沈んだ。
            そこで生き残った乗客の1人は 船が座礁したことから海岸に近いと判断し、
            救命胴衣をつける際、衣服を全部身につけるなど、
            こういう場合に不可欠な準備をし生き抜いた。

            冷静に状況を分析し行動した結果だ。

             災害を生き抜いた人は周囲が犠牲になったことを不当だと感じず、
            私たちは社会全体で生還者を心から祝福する雰囲気をつくることが大切だ。

            それが復興の原動力となる。

             (中村禎一郎)


             【ひろせ・ひろただ】 1942(昭和17)年東京都生まれ。東京大文学部卒。著書は「人はなぜ逃げおくれるのか」「災害防衛論」(以上集英社新書)「無防備な日本人」(ちくま新書)など。


            ◆世界で起きたバイアス悲劇


             韓国・大邱(テグ)市で発生した2003年2月の地下鉄放火事件は、
            正常性バイアスが招いた災害での悲劇の象徴的な例だ。

             放火された車両から火が燃え移った対向電車で、煙が立ち込める中、
            ハンカチで口を覆いながら車内でじっと待つ乗客の姿が撮影されている。

            「安心してください」との車内放送も流され、
            運行側が乗客のパニックを恐れて情報を出さないのと、乗客側の正常性バイアスが重なり、
            被害の拡大につながったとされる。

            避難が遅れ、死者192人を出した。

             1977年5月、米ケンタッキー州のクラブで164人が死亡した火災でも、
            ボーイが「火事です。近くの出口から慌てず逃げて」と呼び掛けても、
            客たちの反応は鈍かった。

            コメディアンのショーの一部だと思われ、火事と気付くのに1分はかかったという。

             01年9月の同時多発テロで旅客機が突っ込んだニューヨークの世界貿易センタービルでは、
            警察の誤ったアドバイスが正常性バイアスを高めたといえる。

            北棟64階の公社職員がすぐに避難すべきかを尋ねると、
            警察署は「動かないでください。警察官の来るのを待って」と指導。
            プロの言葉を過信した結果、避難は1時間後になり、多くの人が地上までたどり着けなかった。

             (安田功)



            さて、
            ワタクシごとに戻りますが、

            地震の次の日、
            福島原発の非常事態をニュースで知り、

            家中の空き瓶に 水を溜め、
            食料を少し多めに買い出しに行き、
            避難用グッズを ナップザックに詰めて、
            何かあったときは すぐに動けるように準備はしたけれど、

            心はいつも どこかで 「きっと大丈夫、どうにかなる。」
            と、思っていた
            私が、

            実に早々と 広島に避難して来た理由は、

            私にとって家族以上に心の繋がりのある友人のひと言でした。


            「とにかく 早く来て。」
            と。


            そのひと言で 動いた私が いま思うのは、

            ストレスフルな十数日間を
            孤独に過ごさずにすんだことへの感謝。



            こんなにも不安な時に、
            心から心配してくれる人が そばにいてくれること

            本当に、そのことに救われたと 感じています。


            そんな、
            確かな繋がりを感じられる場所に居たい。


            被災地のど真ん中にいるわけではなくても
            様々な不安要素が渦巻く環境に 多くの人が暮らしているいま、


            すぐに動かない人(動けない人)
            アクションを起こさない人(起こせない人)は、

            大切な家族の存在や、
            仕事などで果たせる 自分の役割や居場所がある、など

            自分が自分でいることを 
            強烈に肯定できる居場所やつながりがあること
            や、

            今いる場所で最善のことをしたいと思う気持ちも 大きいのではないかと思います。


            そうした 愛や思いやり、責任感に基づいた行動は
            とても素晴らしいことだし、

            密接な繋がりの中で果たせる役割を全うしようとすることは 
            私も、本当に大切なことだと思っています。


            その、

            『他者を思いやる素晴らしい姿勢を大切にしたい』

            という思いを前提で、

            上の記事にあるように

            >正常バイアスを打ち破ったうえで落ち着いて判断し行動する人が最終的には生き残る。

            という言葉の示すところも 真剣に考えてゆかなければと思うのです。


            実際問題、

            放射能汚染の影響は 既に出はじめ、

            「これくらいなら大丈夫です。」 

            というインフォメーションを鵜呑みにするのは 実に心もとない状況。。


            影響は 何年か後に 出てくるものですから、
            日々のさまざまな選択を見直す知恵と努力が 必要になって来ると思います。



            「自分さえ安全であればいい」

            という気持ちで行動することを奨励するのではありませんし、


            「いつかみんな死ぬんだし、気にし過ぎたらやってられない!」

            という気持ちも わからないではありません^^が、


            この地上に生きるものたちは みんな
            もれなくつながっている。

            自分の日々の選択が、
            自分を取り巻く大切な人たちや環境にダイレクトに影響してゆく


            という現実を、

            たくさんの人たちが 今までより“ほんの少しでも”
            丁寧にイメージしながら 生活を見なおしてゆけば、


            自然に、
            世の中も 変化してゆくのではないかと思います。


            | 地震&原発関連2011 | 14:39 | comments(0) | - | - | - |
            <長期的視野>という思いやり
            0
               阪神大震災を経験された今村さん(西宮市議会議員)のBLOGです。


              出どころ:http://xdl.jp/diary/?date=20110314


              きのう、自分のブログに書きました。

              > 私はこの地震で何も失っていない部外者です。
              > そして、この地震に対して何もできない無力な素人です。
              > とにかく、自分にできることなど何もないことを受け容れることが必要です。
              > 「何かしよう」という気持ちが、本当に自己満足ではないのか、
              > よくよく考えるべきです。

              大きな反響をいただいてびっくりしております。
              そして、「それでも自分にできることはほんとうにないのか」
              というご連絡を、遠くに住む方からいただきました。

              「できること」を改めて考えました。
              考えて出た結論は、
              落ち着いたという雰囲気になってきたときに行動を起こすことでした。

              テレビに「復興した」というニュースが散見されだしたときこそ、
              動き出すべきときです。
              テレビは感情に訴えかけるエンタメなので、
              感動的なドラマを放送するために、「復興」を放送します。
              しかし、ほんとうの復興など、そんなにすぐできるわけがないのです。
              そういう報道が為されだすくらいから、
              必要な物資や、必要な人的支援や、必要な資金などが明確になってくるいっぽうで、
              反比例的に「助けを求めている!」という報道は減少します。
              さっきまで国じゅう挙げて「力を合わせて」といっていたのに、
              さらっと忘れるのです。
              そういったときにこそ、小さな情報を拾って、
              みんなに呼びかけてあげてください。そして応えてあげてください。

              いまみたいに、テレビが連日特番をやっている情況では、
              みんな「なにかしたい」と思っています。
              献血に長蛇の列ができたりするのです。
              それはそれで、たいへん価値のある行動だと思います。
              しかし、血液もいつまでも保つわけではないので、
              献血の行列がなくなりかけたときこそ献血をするべきです。

              いま、自衛隊、全国の自治体の救援部隊、さらには外国からの援軍も
              被災地に投入されていっています。
              彼らがまずは現地入りして、救援の統制系統の下地を整えた状態であれば、
              ボランティアは活きてくる可能性もあります。
              ただし、彼らの指揮下に入ることが最低条件です。
              テレビで「ボランティアのやる気を削がず自由に活動させるべき」
              などと、”有識者”が言っていましたが、とんでもない意見です。
              指揮命令系統のない大人数など、現場の復旧活動の邪魔になるだけ。
              やりがいや自己満足を求めて現場入りするのは最大の迷惑です。
              自分のためではなく、部隊の指揮下で日本のために自分を犠牲にできる人だけが、
              「ボランティア=義勇兵」として現地入りすべきです。

              では、「たったいま、ここで」できることは。

              いま、私たちができることは、「呼びかけに応えること」です。
              「呼びかけたい」のであれば、「呼びかけに応えよう」と呼びかけるべきです。
              政府、各自治体、身元のしっかりした組織や企業の呼びかけに、積極的に応えるべきです。
              YAHOO!
              Google
              日本赤十字社

              なにより、いまできることは、募金を「すること」です。
              (独自に街頭に立ってよびかけることではなく・詐欺が横行します)
              呼びかけるとすれば、身元のしっかりしたところへの募金を呼びかけるべきです。
              それくらいしかないのです。
              でも、いまはそれがいちばんありがたいのです。
              私たちは復興に必要な技術を持っていません。
              私たちは復興に必要な訓練を受けていません。
              でも、それぞれの財布から出る色のついていないお金は、
              絶対に復興の邪魔になりません。

                 ■   ■   ■   ■

              また、この災害は、明確に国難です。
              株価も下落し、甚大な経済的損失も待っています。
              そして、それは国民が働いて埋めていくしかないのです。

              だからこそ、被災していない人たちは、
              それぞれのところで、一所懸命規律正しく働いて、税金を納めることこそ、
              ほんとうに被災していないみんながやるべきことです。

              日本はこれくらいでは沈まないのです。
              なぜなら、私たちはまだ生きていて、きょうも規律正しく一所懸命働けるからです。
              「大災害にもかかわらず暴動が起こらない・秩序が乱れない」と、
              外国人たちは、日本人に対する敬意を新たにしています。
              だから、首都を空襲されても、原子爆弾を投下されても、日本人は強く生きているのです。
              そんな記憶はない私も、阪神大震災で被災して生きているのです。

              だから。
              日本人としての誇りを失わずにそれぞれの場所で強く生きることこそが、大切なのです。

              改めて。
              世の中がこの「悲劇」に飽きて、支援への熱が冷めだしたときに、
              「復興」のドラマを酒の肴にしだしたときに。

              そのときにこそ、この災害のためにできることを継続しましょう。

              被災してから、私が初めて悲しくて悔しくてぼろぼろ泣いたのは、
              震災から半年以上たった夏のころでした。
              どうして俺はこんなに不憫なのか?とふと思って情けなくなって、泣きました。

              よく憶えている。



              今村さんの前の日のブログはこちらから
              http://xdl.jp/diary/?date=20110313
              | 地震&原発関連2011 | 20:43 | comments(0) | - | - | - |
              クリエイティブであるために★
              0
                『わかりやすいって、大切です。』

                話が難しいと、

                「自分に出来ることはない」と思い込まされて 無関心に陥ってしまうから。



                『知るって、大切です。』

                誰かを批判したり、何かに責任転嫁するための情報収集ではなく、

                「自分に出来ることは何かな?」と 

                クリエイティブな意識で イキイキと、充実した人生を生きるため。



                田中優×小林武史 緊急会議(1)
                「今だからこそできる話がある」


                緊急対談の第二弾は小林武史×田中優。
                早くからずっと「脱原発」を訴えてきた田中さんは、今、何を思うのか。
                これまで何度も議論を重ねてきた小林×田中の二人が、
                改めてこの国の置かれた状況を確認しつつ、動き出すべき方向についてを話し合った。

                http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110318_4983.php


                田中優×小林武史 緊急会議(2)
                「新しいエネルギーの未来」


                これまでの体制が崩れてしまった今、必要なのは"元通り"にすることではなく、"よりよい仕組みを作る"こと。
                実は、日本にはたくさんの新しい技術が生まれている。
                明るい未来に向かうには、どんな道を選べばいいのか?

                http://www.eco-reso.jp/feature/cat1593/20110319_4986.php


                あ!

                もうひとつ 大切なことは

                『ひとりで悩まないこと』かなと^^

                大好きな人たちと いっぱい会ったり話したりすることが 
                とっても大切だと思います♪
                | 地震&原発関連2011 | 22:28 | comments(0) | - | - | - |
                個人のちから
                0
                   日本の政経財を牛耳る人たちの 責任感のない言動には 連日、
                  心底、げんなりいたしております。。。


                  組織的な癒着の弊害がはびこり過ぎている 日本社会の現実に、
                  悲しく、絶望的にもなってしまいます。




                  。。。ですが、

                  未来を見据え、良心に従って動く人は、
                  ひとりでも動くのです。



                  ◆プロジェクトX 挑戦者たち チェルノブイリの傷 奇跡のメス◆

                  http://www.youtube.com/watch?v=cJu-rU4-Xyk&feature=player_embedded


                  菅谷先生の言葉が、そして 生きる姿勢が
                  悲しく疲れた心に届きます。。。





                  さ、

                  上の映像を観た後に、次を見てみては如何でしょうか?


                  「増刊!たかじんのそこまで言って委員会 武田邦彦 原発の正体」1/2
                  http://www.youtube.com/watch?v=jyou9oG1qBg

                  続き⇒「増刊!たかじんのそこまで言って委員会 武田邦彦 原発の正体」 2/2
                  http://www.youtube.com/watch?v=YDcYUlTHYyQ&feature=related



                  思うに、

                  今日のおススメ3つは、<新しい情報を得るためのもの>ではなく、

                  自分の心の中に、
                  沸き立ってくる “何か”を 見つけるきっかけ
                  になればいいな、という気がします。


                  それが、
                  感動なのか、怒りなのか、悔しさなのか、勇気なのか、



                  どんなものであれ、

                  この時期、特に、

                  自分の感性を 麻痺させず、 
                  自分の内に湧くチカラとともに居ることが大切 
                  だと思うLiLiでございます。
                  | 地震&原発関連2011 | 21:05 | comments(0) | - | - | - |
                  知ることはチカラ
                  0
                     <ひとりひとりの考えるちからを阻害しない 情報提供の工夫>を、
                    この国も してくれたらいいのに。

                    そうしたら、
                    もっと国のことを信頼して、この国を大切にしようとする人が増えるだろうに。

                    でも、現実はなかなか、、ですね。

                    あーあ。


                    これは、日本に住むすべての人たちが共有しておくべき 基本知識かと思います。

                    このように、とてもわかりやすくお話頂けることは、
                    とても誠意を感じます。


                    出どころ:http://ameblo.jp/yam-fotografia/entry-10839835961.html


                    【大切な人に伝えてください】小出裕章さん『隠される原子力』
                    3月20日に山口県柳井市で開催された小出裕章さんの講演会です。


                    http://www.youtube.com/watch?v=4gFxKiOGSDk&feature=player_embedded#at=1706



                    ちょっと長いですよ^^
                    でも、無理なく引き込まれるくらい わかりやすいです★

                    | 地震&原発関連2011 | 01:14 | comments(0) | - | - | - |
                    『春休みの終わり、簡単に判断すると』+α
                    0
                      『春休みの終わり、簡単に判断すると』

                      出どころ:http://takedanet.com/2011/03/34_8cc5.html



                      春休みも終わりに近づき子供を持たれる多くの家庭の方は、
                      これからどうしようかと思案しておられると思います。

                      先日示した被曝量の表はかなり複雑だったので、
                      それをさらに簡単にして多くの人が参考にできるようにしたいと思います。

                      また、あまり文章が長くなると複雑になるので必要に応じて分けて整理をしたいと思います。

                      ・・・・・・・・・

                      まず第1にどのくらいの放射線を浴びても良いかということを、
                      自分ではっきりと決めておくことです。

                      ご不安はあるでしょうけども、とにかく決めないと決断をすることができません。

                      その参考のために二つの例を挙げます。

                      一つは、日本の放射線障害防止の法律と国際放射線防護委員会の勧告で、これは同じ値です.
                      この値を使うということは、専門家に判断をゆだねるということを意味しています。

                      値は1年に1ミリシーベルトですから、1時間あたりに直しますと約0.1マイクロシーベルトです。

                      つまり、一つ目の決断の数値は、

                      「1時間 0.1マイクロシーベルト」

                      であるということです。

                      ・・・・・・・・・

                      2番目は政府や NHK が言っている「レントゲンの被爆」との比較です。
                      私は医療行為であるレントゲンと日常的に被曝するのを比較できないと思いますが、
                      ここでは「政府の考え方」を尊重する人のために、計算しました。

                      レントゲンには、胃のレントゲンと胸のレントゲンがありますが、
                      1回あたりの胸のレントゲンで被曝する量は50マイクロシーベルです(文末に資料をつけました)。

                      胸のレントゲンを1年に20回ぐらいは良いということになると、
                      1年に1ミリシーベルトになるので、1時間あたり、0.1マイクロシーベルとになります。

                      つまりもう一つの決断の数値(政府より)も「1時間 0.1マイクロシーベルト」であることがわかります。

                      (これについては、テレビ等で言っている値と少し違うので。文章の下に説明を加えておきました。)

                      つまり、私(法律とICRP)と政府(レントゲン)とは
                      まったく同じ数値(1時間0.1マイクロシーベルト)なのです。
                      (ただし、レントゲンを1年に20回までOKとすれば。もし1年に2回とすると政府の方は一桁下がって0.01になる。)

                      ・・・・・・・・・

                      次に現在の放射線がどのくらい続くかということです。

                      放射線は徐々に減っていきますが、これには大きな原則があり、

                      「40日で約10分の1」

                      になるということです。

                      すでに放射線が漏れてから、7日以上たっていますので、現在の時点から見ると、

                      「5分の1」

                      程度になるということがわかります。
                      それから後は半減期が30年ものが主になるのでほとんど変わりません。

                      さらに現在、発表されているデータは「外からの放射線」のことですから、
                      空気中に浮いている粒子は呼吸で体内に入りますので、
                      発表された数字を2倍にしなければなりません(チェルノブイリの実績)。

                      次に、水道や食品から取り入れられる放射性物質の量は、
                      おおよそ外部からの放射線と同じと考えていいのです。

                      つまり、これからしばらくたって放射線が減少する量が(5分の1)、
                      食品や水、自分の体に入った放射性物質は(3倍)ですから、
                      結局、発表される放射線の強さに0.6(=3÷5)をかけると、
                      この4月になると、1年間に概ね浴びる放射線の量を計算するときには、

                      「今、発表されている量  ×0.6」



                      「0.1マイクロシーベルト」

                      を越えるかで判断ができます。

                      ・・・・・・・・・

                      (発表値の例)  全て1時間あたりです。

                      原発の周囲   90マイクロシーベルト

                      福島市      4マイクロシーベルト

                      福島県の周辺   2マイクロシーベルト

                      東京新宿     0.1マイクロシーベルト

                      (1年間、実際に被曝する放射線の予想値)

                      原発の周囲 54 マイクロシーベルト

                      福島市      2.4マイクロシーベルト

                      福島県の周辺   1.2マイクロシーベルト

                      東京新宿     0.06マイクロシーベルト

                      これに対して、

                      限度       0.1マイクロシーベルト

                      ・・・・・・・・・

                      原発の周囲    直ちに待避

                      福島市      できるだけ早く待避

                      福島県の周辺   できるだけ早く待避

                      東京新宿     大丈夫

                      ・・・・・・・・・

                      この結果は、4月から1年間の判断ができるように、放射線の減少も具体的に示してあります。
                      テレビでは「そのうち減るから」と言っているだけです。



                      また、数値が越えたからと言って、100人が100人、放射線の障害がでるわけでもありませんが、
                      国際的に危険が生じる可能性があるという基準と認識してください。

                      後は、ご本人のご判断です. 
                      ここで示した数値は、赤ちゃん、妊婦も範囲に入っています.
                      また1歳児から5歳児までは放射性ヨウ素が危険ですから、
                      できるだけ「雨、水道を飲むこと、福島などの野菜」を控えてください。
                      それは1年ではなくヨウ素の半減期が短いので、4月中旬までです。

                      (平成23年3月27日 午後2時 執筆)

                      続きもあります⇒ http://takedanet.com/2011/03/35_bfcc.html


                      ////////////////////////

                      これからの福島原発と被曝

                      出どころ:http://takedanet.com/2011/03/41_70dc.html


                      政府発表やマスメディアの報道は「すでに起こったこと」に限定されているので、それでは不安です。

                      そこで、このブログでは「多くの人が生活の中で判断しなければならないことをお父さんの代わりに言う」というスタンスで来ました。

                      お父さんとは「家族を守る、やや慎重、将来も見る、生活もある、絶対に間違ってはいけないということではなく、大胆に」という意味です.

                      今も「将来」に心配されている方が多いので、少しまとめもかねて整理をしておきます

                      またこのブログでは常に「近い将来」を考えて書いていましたから、その点は大丈夫です.

                      ・・・・・・

                      福島原発事故直後は、大変に危険な状態でした。
                      というのは、東電は「放射線を外に出したら大変だ」ということで、
                      原子炉の圧力が上がっていたからです.

                      この時期、私は、「今の状態の25倍まである」と書いていました。
                      これはNHKが「大量の放射線が漏れる可能性がある」と報道していたので、
                      その「大量の」というのがどのぐらいか、私の判断で25倍としました。

                      でも、13日の週の中盤になると、放射線が一気に漏れたので、東電はある意味で気楽になったので、
                      事故処理が正常にできるようになったのです。

                      そこで、私は危険度を「今の2倍まである、またプルトニウムが関係すると2.5倍」と絞り込んだのです.

                      それから後は、原発の状態より「いかにして被曝をさけるか」とか「どの地域が危ないか」に中心を移していきました。

                      すでに、風の方向では危険な状態に入りつつあったのです。いわば「第2段階」でした。

                      ・・・・・・

                      このときに、政府やメディアは「地域の放射線量」を発表していましたが、
                      すでに汚染されているところは「放射線をもった粒子」が飛んでいるのですから、
                      川や地面にも落下しているので、水道や野菜の汚染は予想されていました。

                      また、ウシも人間も呼吸しますから体内被曝があり、牛乳やお乳が汚染されてきます
                      (母乳の危険性は福島東部に限定されると思いますが、データがまったく提供されません)。

                      これが第3段階でした。

                      ・・・・・・

                      そして、少し前から第4段階・・・つまり、原発を見直すことができるようになると、
                      原発の中の異常な放射線や、プルトニウムの問題が浮上します.それが現在です.

                      この時期は、やがて放射線が落ち着くまで、「頑張る」という時期です.
                      つまり、最初の時期に放射線が高いので、その時期に、いやがる子供にマスクをさせたり、
                      できるだけ外国か3月11日以前の食材を買い求めるなどの工夫をする時期で、
                      お母さんのがんばり時なのです.

                      放射線の汚染は「最初からの合計」ですから、最初の時期に何とか凌いでおけば、健康にも良いし、
                      後で行動が自由になるからです.

                      政府やメディアは「もっとも汚染をあびない方が良い時期」に「安全だ」を繰り返したので、
                      「直ちに健康に」という呼びかけはまったく、まずいと思います.

                      ・・・・・・

                      そしてやがて第5段階に入ります(これから)。

                      普通に「お父さん」として考えると、万が一には原発が爆発することもありますが、
                      その可能性が低いので、そうなったら必死になって風上に逃げるしかありません。
                      今、それを考える時期ではないと思いますが、風の向きなどを見ておいて、
                      どちらに行けばよいかを考えておく必要があります。

                      今のところ、福島原発の汚染は「福島市方向」と「いわき市方向」に限定されています.

                      ただ、原発の中は作業するには放射線が強いので、遅々として進まないでしょう. ですから、まずは事故から1ヶ月(4月中旬)までを目処として、「いざと言うときの対策」、「これからの事」を考える小康状態であると思っています.

                      もし、経済的に、もしくは親戚などの関係で福島とその近県にお住まいの方で、
                      特にお子さんはなんとか遠くにいて欲しいし、もしどうしても離れられない場合は、
                      できるだけ被曝しないように注意してもらうということです。

                      東京は小康状態ですから、今、色々な準備をするチャンスと思います.

                      ・・・・・・

                      4月中旬になると、原発の作業は難航しても、徐々におさまり、
                      土壌や海などの汚染が注目されるようになると思います。
                      今のところ心配のないプルトニウム漏れの測定も進むでしょう。
                      また継続してヨウ素がでなければ、半減期の関係で甲状腺の疾病の可能性が減ってきます.

                      しかし、原発からの放射性物質は半減期30年のものが多いので、なかなか線量が下がらなくなります.
                      今、メディアで「徐々に下がっている」というのは当然で、初期の低下ですから、これは計算済みです.

                      福島の人の被曝は長期間になります。また土壌が汚れるので、作物は作れないと思います
                      (残念ですが、仕方がありません)。
                      海からの魚から放射線が検出されるようになり、生活は広い注意がいるようになります。

                      つまり、一部分の汚染が、次第に薄くなり、拡がるという時期に入ります.

                      このときに、それまで注意をしていた人は「被曝した総量」が少ないので、
                      やや行動に自由がでるでしょう。

                      ・・・・・・・・・

                      福島原発がどうなるかはあまり今のところ関係がありません。
                      むしろ、近々、取り上げますが、他の原発の方が危険です. そちらの方にも関心が向くと思います.

                      できれば早い段階で専門家が、これまでの理性を取り戻して「規制で危険となっている数値は危険」という時期がこればと願っています.

                      (平成23年3月29日 午前11時 執筆)
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