2012.03.20 Tuesday
天と地のはざまに立つ
今日はお彼岸ですね^^
春らしい陽気にめぐまれた 節目の1日。
皆様、いかがお過ごしでしょうか♪
カヒロアワークショップなど
講座を主催する側に立つことが続く日々でしたが、
先日、久しぶりに ワークショップに参加して参りました☆
「天と地のはざまに立つ」と題する、気功と合掌活法のワークショップ。
合掌?? 活法??
ハテナだらけのこの講座には
不思議ないきさつで 参加することになったので、
内容については
何の予備知識もないまま参加したのですが、
「気功は物理現象。」
と言い切る 三代先生のお話はとてもわかりやすく面白かったですし、
鮮やかに相手の気を読み解きながら 的確な治療を施す
円能寺先生の不思議な魅力にも 興味が深まり
とても有意義な講座でした^^
さまざまな手法で 気を巡らせる方法を教わりながら、
ペアを組んで ワークしていたとき
その日の私にとって
とても価値のある大切な気づきが
<体感覚> というリアルな感覚を通じて 腑に落ちてきました。
そのワークとは、
大地にしっかりとグラウンディングし
天のエネルギーとつながるための ポージングを学び
“天と地のはざまに 安定感を持って立つ” という感覚をインプットした上で、
その安定ポーズをとっている人に
相手が横から充分な力をかけて押すのですが、
押される力(外圧)に対して
あらがったり、挑んだりして自分を “保つ” のではなく
自分の“安定軸”を感じ、ただそこに<在る>状態に心を澄ましてみると
不思議な調和と安心感、そして
ゆらぎのない心身の安定のなかで 雑念が消えて、
「ただここに在る」という 平安な気持ちの中に浮かんでいることができました。
ちょうどその日、私はおなかが痛い日^^で、
特有の腹部の重さを抱えていたのですが
その痛みとさえも 調和するような感じで、
意識が広がるのを感じていました。
そして、
自分の中に 安定感を回復できたとともに
なんともいえない感謝が湧いてきたのでした。
実は、このワークショップの1、2日前に、
ちょっとネットサーフがゆき過ぎて^^;
波乱状態の国際情勢や、
一触即発の 福島原発第四号機の様子にも
心をざわつかせてしまい、
「何かまた 近々に有事が起きたらどうするか」
という焦りを感じたり、
そうした事態に すでに生活を一変させられ
喪失感を乗り越えようと奮闘していらっしゃる
勇敢な方々の取り組みを見聞きしながら
「自分がすべきことは?」
と、駆り立てられる思いで
かなりマインドの疲労を感じていたところでした。
こうした、ネット上の <情報> というのも
自分の軸の安定をゆるがす<外圧>の一種、ですが、
この世に生きている限り
そうした<外圧>がなくなることは、ないわけです。
外側のチカラに翻弄され過ぎたり、戦い過ぎたりすると 消耗してしまい
持てる力を上手に発揮して生きることが難しくなります。
この度の ワークショップでは、
体の動かし方や、姿勢、合掌法などによって
心の安定感を取り戻すことが出来る面白さを味わうことができ、
<自分の内側を安定させること>の大切さを 改めて実感させて頂きました。
どんな環境に生きるか、
どんな時代を生きるか、
どんな境遇を生きるか、
魂レベルでは すべて必要な学びとして「選んでいる」とはいえ、
そんな自覚は ないのが普通です。
だから、
「えええっ! そんな!!??」 と、
面食らったり途方に暮れるような状況に直面して
動揺してしまうことも あるわけです。
そういうとき、 あわてて
”外”に 解決の方法を求めるよりも前に まず、
「自分の内側を安定させること」 を思い出して実践したい。
自分の安定軸を取り戻すと、
前向きに生きるチカラが回復して、また勢いよく巡り始めるから面白い!
そのことをこのワークショップでは 思い出させて頂きました☆
いずれにせよ、私たちは
天と、地の、<はざま>に 生きている存在ですから
“バランス感覚を養う”
という意識がこれから益々 必要になるのでは?
と思うのでした★