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Cocorone

Cocorone(ココロネ)は 鎌倉にあるミラクルサロン'ano'ano のオーナー LiLiのブログです
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北米パーマカルチャーツアー 3 ブロックス農園レポート(特性を活かすデザイン編)
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    ブロックス農園におけるデザインは、畑の機能だけでなく
    人や動物の特性や自然の流れをうまく利用した様々な工夫が 
    生活の隅々にいかされています。

    例えば、

    ニワトリの引っ掻く習性を活かして土地を耕すことができたり、
    糞が栄養になったりすることから、
    『ニワトリトラクター』という "移動式の小屋” を利用して 
    定期的に移動させながら土地の改良を行っています。


    また、湿度が保たれるシャワースペースで キノコ栽培を栽培していたり


    道沿いに果物をたくさん植えていて、歩きながらいつでも食べれて
    わざわざ『収穫』する手間を省いたり。


    ブラックベリー食べ放題♪

    色とりどりのお花は、見て楽しめるだけでなく、受粉を手伝う虫たちを呼び寄せる役割も♪


    こうした、生きものの特性・習性をとらえて『デザインする』という発想はとても興味深いです。

    また、人が興味を惹かれそうな花や木を植えると 自然にそこに人が集まるため、 
    人の流れをデザインすることにもつながりますし、

    人や動物が欲しいものを置くと 彼らが集まってくるという仕組みを活かすと 様々なことがスムーズに行えるようです。

    ブロックス農園では
    『一番いい場所(日当りやアクセスしやすさなど)』がコミュニティスペースにあてがわれていることで、
    みんなが気持ちよく集まれることも大切にしています。


    研修生たちが集まる アロハロッジは農園の真ん中にあります♪


    ブロックス3兄弟の長男、ダグの家は完全オフグリッド。

    この家には、自然エネルギーを有効に活用して
    寒い冬も心地よく過ごすための工夫がふんだんに盛り込まれています。

    キッチンストーブで暖められた熱は、壁の中を通って部屋中をあたためます。


    太陽光で動く洗濯機は 古い型式のアメリカ製のものを改良。

    家の屋根はゆるやかな螺旋状になっていて、
    夏は涼しく冬は日射しが奥まで入る仕掛け。

    また、家の周りには広葉樹を中心に植えてあるので、
    葉がすべて落ちる冬場は、眼下の沼地の反射光が家まで届いくのであたたかです。

    エントランスに敷き詰めた石畳・石壁は、冬場の太陽光を蓄熱するばかりではなく、
    蛇やトカゲの住処にもなっていて、
    彼らは野菜を食べるナメクジの卵を食べてくれることで人間と共存しています。


    こうした機能性を考えるのが得意なダグの遊び場は
    ガラクタ秘密基地のよう!



    『サスティナブルな生き方をしようと思ったら、道具も作れる必要があるんだ』とか^^

    イメージしたものをどんどん形にしてゆく達人ダグがつくった

    最新型のニワトリトラクターと

    それを乗せる台車!

    ある夜、ゆり子さんが急に餅つきがしたくなったらしく、
    あっという間に臼と杵をこしらえたのは ブロックス三男のサム。



    思いついたらすぐにやってみることが出来る環境が素晴らしいブロックス農園でした。


    そんなこんなで、この場所を訪れたばかりの時は
    『なんて自然豊かで美しいところなんだろう!』としか思っていませんでしたが、

    『自然』に見える風景のあちこちに 
    精密な『意図と仕掛け』があることが だんだんわかってくるのでした。


    リビングルーフ(草の生えた屋根)の下は 根菜やフルーツの保存場所☆


    色々なものが大きく育つ秘訣は・・・おしっこ農法!
    (10倍に薄めたものをまくと アラスゴイ^^)


    こんな高いところにソーラーパネルを置けば 日当り抜群間違いないけど^^


    水辺の草を使って立てられた小屋は、腐ればそのまま良い肥料に♪


    パーマカルチャーのデザインには『正しい・間違い』はないけれど、
    『そこに暮らす人や土地を最大限に活かせるように配慮すること』が良いデザイン。

    そして、

    『どこに何を配置したり 植えたりするか』については、
    その場所のことだけではなく<全体とのつながり>を見なければなりません。

    欲しいところに欲しい資源が集まってゆくように
    全体が素晴らしく機能的にデザインされているこの場所も、
    長い時間をかけてトライアンドエラーを積み重ねながら 今も進化中★

    毎年訪れる研修生たちにも 
    各自がやりたいことをどんどん試してみることをサポートしているという 懐深い学びの場なのでした。
    | パーマカルチャー | 23:50 | comments(0) | - | - | - |